活力朝礼をやるスーパーには気をつけろ!もはや宗教?ブラック?
どうも、でにろんです。
メチャクチャおもしろい動画みつけちゃいました!
これ活力朝礼といって、ブラック企業に導入されている朝礼です。実際に職場にこの活力朝礼を取り入れていたスーパーで働いていた先輩がいたので、詳しく話を聞いてきました!
話の発端は休憩中に私が、「先輩が前働いていたスーパーってどんな感じだったんですか?」と聞いたのが始まりでした。
先輩は、「ブラックなんてもんじゃねえよ?毎朝活力朝礼っつって一人の従業員の声が枯れるまではい!はい!って声だしするんだよ」と教えてくれました。
気になってyoutubeで調べてみると、青い服の男たちが「はい!はい!はい!」と怒鳴り声を上げているじゃありませんか。
先輩も思わず「懐かしいーーーーーーーーーーーー!」と叫んでいました。
動画を見てもらえれば分かると思いますけど、ただならぬ雰囲気を感じざるおえないんですよね(笑)
同じ接客業として言わしてもらえばアホかと、、、、、、。
もう活力朝礼が、気になって気になって仕方ないので詳しく調べちゃいました。
目次
活力朝礼とは?
どうやら愛媛県にある倫理法人会という団体が、企業を元気にしたいと考案した朝礼みたいです。
10分間の朝礼に全社員が注意を向け真剣に取り組むことで、社員のモチベーションが上がり職場を活性かさせるだとか・・・・。
でも、意外に組織自体は大きいし、活力朝礼は多くの企業に取り入れられているみたいなので、宗教ではなさそう。
9割の社員が嫌がっていた
先輩の話では9割の社員が嫌がっていて、それを理由に辞めた人は1人や2人じゃないと聞きました。
毎朝全社員が集められ、マネージャーの指導のもと活力朝礼をやるそうです、先輩のいたスーパーでは変わったルールがあり、一人の社員の声が枯れるまで永遠とやり続け、長いときは1時間やったとか。
その日、声が枯れた社員はカスカスの声で、「いらっしゃいませ・・・・・。」と接客をしていたそうです。
あれ?企業の活性化になってるのか・・・?
残り1割は活力朝礼の虜に
残りの1割は活力朝礼がとても好きになり、「活力朝礼やらんと一日が始まらんな!」と楽しみにしていた社員もいたそうです。
いろんな人がいるんだなと思う反面、企業のやり方が間違っているだけで、もしや活力朝礼って効果的なんじゃないかと思ってみたり。
絶対にやりたくないけどね・・・・。
まとめ
活力朝礼自体悪い朝礼ではないと思いますが、この動画から伝わってくるただならぬ雰囲気はがすべてを物語っています。
再来月の4月から社会人として新たな一歩を踏み出す方が多いです、そこで上司がいきなり、
「さあみなさんもご一緒に~~~~!」
と言い出したらごめんなさい(笑)
あなたがモノを買う時って◯◯なんじゃない?
どうも、でにろんです。
人がモノを買うときって何だろうと、ジブリの曲を聴きながら3時間くらい考えていたら感極まって泣いてしまいました。
ヒトがモノを買う時は、
「心を動かされた時」です。
何当たり前の事言ってんだと思われるかもしれませんが、過去スーパーの業務内で思い当たる節がたくさんあったと気づきました。
クリスマスの時に、クリスマス商材売り場にメッセージボードを立てました、
「子供とあと何回祝えますか?子供はすぐに大きくなってしまいます」と、結果クリスマス商材は前年比105%の売上を出しました。
ちょうどその頃、USJのマーケティングの本にはまっていたので、調子に乗って売り場でいろいろ試していたんですね。
小さなお子様を連れているママ達が、「これは買っちゃうしかないでしょ~。」と言いながらシャンメリーをカゴに入れている姿を見て、物凄く嬉しかったのを覚えています。
森岡 毅 「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」
これ、自分のブログ運営についても同じ事言えるんじゃない?と思った訳です。
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鍋スープを選ぶときの感情
お客さんが鍋スープを買う時、まず鍋が食べたいと思い立つ訳です。その時お客さんの心の中でいろんな感情が生まれます。
- 寒いから温まりたい。
- 大人数で鍋を囲むと楽しいよな。
- 調理が簡単だから良い。
これらの欲求を満たすために、心が動かされて買うんですね。
売り場の中でも、お客さんの感情から外れた売り方をすると、モノは一切売れなくなります。
以前、成城石井を見学した影響で、担当者のこだわりだとかいって高級路線の商品をお店に置きまくった事がありました、結果は最悪でまったく売れませんてました。
お客さんからしたら「あんたのこだわりなんて知らねえよ、私が買いたいのはそれじゃない」と言わんばかりに、買いやすい300円のミツカン鍋スープが売れていきました。
ブログで好き放題書かせてもらっていますが、売り場と同じように「俺のこだわりだ」と押し付けていてはまったく読まれないのでは?と気づき始めました(笑)
ブログを読もうと思った時の感情
売り場で鍋スープを選ぶ時と非常に似ています。
ブログを読もう思った時って鍋スープの時と同じで、
- 知らない事を知りたい。
- 楽しい気持ちになりたい。
- 他の人の意見をききたい。
- 暇つぶしをしたい。
と、何らかの感情を持って見に来る訳ですよ。
そこで欲求が満たされて心が動かされたら、感動してまた見にきます。
逆に、知らない事を知りたいのに知れなかったり、楽しい気持ちになりたいのになれなかったりした時に、ガッカリして読まれなくなるのでは、、、、。
プロブロガーのブログに共通する事
買いたい鍋スープが置かれている=欲求満たしてくれる記事が書かれている
つまり、プロブロガーのブログは、
「心を動かしてくれる」
4か月で37万PVを成し遂げたあんちゃさんのブログ。
このブログに来る人って
- 若い女の子のゲス話が聞きたい
- 急成長を遂げたブログの運営方法が知りたい
- 転職を考えている
上記のような人にとっては、メチャクチャ心動かされるんですよね、私もその中の一人で、今日1日で30記事くらい読んじゃいました。
こうして私も心動かされ読者になりました。
さいごに
売り場もブログも、心を動かしてこそ一人前!
ヒット&エラーを繰り返して、心動かせる記事を書くぞー!
食品スーパーで働く大卒の私がすべて教える 休日編
どうも、でにろんです。
第二弾の恋愛編に引き続き、今日はよく皆様から聞かれる休日の事をお伝えしていきます!
私の年間休日は117日!
1ヶ月9日×12ヶ月=108日
連休用休日=9日
こちらを足すと117日になります。この117日は何が何でも休まないといけないので、年間117日は確実に休めます。
有給制度はありますが、暗黙の了解で病気や冠婚葬祭の時くらいしか取れません。
あなたにとって、年間117日は多いですか?少ないですか?
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土日休みはとれるの?
土日休みはあります。
完全シフト制のためメンバーとの調整は必要ですが、私は月に2、3回休んでます。
毎週、土日片方だけでも休みが欲しい!という人は、そもそもこの業界に向いてないです、土日休みなんていらねえ!くらいの気持ちで入社すると後々ギャップが少なくて楽ですよ。
連休はとれるの?
2日間の連休を取るのもやっとです。
こればっかりは店舗によりますが、小売業は連休が非常に取りづらい職業です。私も3日以上の連休は取った事がありません。
ゆるーい店舗に配属されれば、海外旅行で9日間休んだりする事ができますが、基本的には厳しいので取れないと思ってください!
社員が休むと店が止まる
なぜ、連休が取りにくいかって、自分が休んでいる間も店は営業しているからです。
発注業務はとても難しくて1つのに店舗に1人だけしかできない業務もあります、つまり、長期間社員がいないとお店が回らないんです。
休むときは予想して休んだ日分の発注をしますが、これが難しい!2連休明けに出勤したら売り場が崩壊していたなんて事は数えきれないくらい経験しました。
1週間休もうモノならどうなってしまうのかと、考えただけでも怖いですね。
全部自動化されてロボットがやってくれないかな〜。
有給はとれるの?
とれません!
入社説明会では年次有給休暇が10〜20日間与えられますと説明されますが、誰1人として有給を使っている人はいませんでした。
これじゃあブラックと言われてもしょうがないぞと、、、、。
有給を使っている人は年々増えてきているので、あとは時間次第でしょう。
休日は何してるの?
1人でいる事が多いです。
平日休みのため、基本的に友達と休みが合わないので、自然と1人で過ごす事が多くなるんです。
休日リスト
- ブログを書く
- 1人映画に行く
- 1人カラオケに行く
- 読書をする
友達と遊ぶより1人でいた方が気楽だ!って人は向いていますよ。平日は道も空いているし、映画館は貸切です(笑)
正直最初は寂しかったけど、読書やブログに出会えたから良かったかな~。
まとめ
私が食品スーパーで働く中で、唯一の不満が休日です。
「土日休みも連休も有給もねえのか!!」とブチ切れたくなりますが、こればっかりは業界柄諦めるしかありませんね、、、。
私の職場は業界内ではホワイトな方なので、もっと休日が少なかったり、休日出勤をさせられる人もいるとか。
まあ、休日出勤を命ぜられたら行かなければいいんですよ、それで立場がどうこうなる会社なら辞めちまえ!
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パートのおばさんが強すぎる 2つの対策
どうも、でにろんです。
食品スーパー従業員の8割がパートのおばさんという事もあり、毎日が苦労の連続です。
勿論大変なおばさんだけでなく、仕事も愛想も良い天使おばさんもいるという事を大前提でお聞きくださいね。
私の感覚では、おばさんは年齢を重ねれば重ねるほど強くなり、45歳を超えたあたりから最強になります。
どれくらい最強かと言えば、お店トップの店長にタメ口で命令するほど、彼女らに恐れるものは何もないのでしょう。
Googleで検索してみても同じような悩みを持った方が出てくる出てくる、、、、。
私も新入社員の頃はパートのおばさんと喧嘩の毎日でした、悩みすぎてネットで調べたり、上司に相談したりして何とか乗り切ったのを覚えています。
本日は自分の経験、上司の意見、書籍やネットを参考にして得た対策を2つご紹介します。
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頭下げてでも動かしたモノが勝ち
結局動かしたモノが勝ちなんですよ、男社会特有の「上からの命令は絶対」は最強おばさんには一切通用しません。
自分が最強と思っているおばさんに命令をしても喧嘩になるだけで、時間も体力も消耗してしまいます。
グッとこらえて、
「◯◯さん忙しいとは思うんですが、この仕事お願いできませんか?」と両手を合わせてお願いすれば必ずやってくれます。
男のプライドを捨てきれずに偉そうにして、最強おばさんと上手くやれていないと悩んでいる方を良く見かけますが、もったいないなあと、、、。
最強おばさんを変えることは不可能
パートの最強おばさんの考え方を変えることはほぼ不可能です、できたとしても頭を下げる事の何倍もの労力や時間を必要とします。
仕事はスピードが命、パートさんを変えるのではなく自分の考えを変え、自分自身のスキルアップに時間を使いましょう!
上司のアドバイスで変わった
偉そうに語っていますけど、昔は本当にひどくて毎日パートさんと喧嘩ばかり、そんな時にある上司からアドバイスをもらいました。
「お前好き嫌いで仕事してないか?柳のように受け流してうまくやれ」
怒られた次の日に、パートさん一人一人に謝罪しにいったのを覚えています、社員の立場として仕事をしていると、お願いしなくてはいけない場面が必ずきます、腹が立っても柳のように受け流して頑張りましょう。
怒る勇気も必要
頭を下げて人を動かす事は重要なスキルですが、甘やかしてはいけません。
パートとして働いている以上給料がでています、こちらからしたら人件費です。
感情に任せて怒りまくるのは問題外ですが、お客さんに迷惑をかけた、サボる、あまりにも言う事を聞かない場合は怒らなくてはいけません。
私も以前、サボリの常習犯のパートさんに怒った事があります、結果的に辞めてしまいましたが、一人の見逃しが、あの人はいいのかと広がるのが女社会、現場の指揮を下げるくらいなら、厳しく言わなければなりません。
どこから怒るのかの線引きが非常に難しいなと思いますが、他のパートさん達に聞いたりして、倫理に反すると思ったら怒ってしまって大丈夫でしょう。
言っても聞かないなら放置
放置は最終手段であまりオススメはしませんが、稀に、何をしても言う事を聞かない最強おばさんがいます。
労働者が守られている日本では辞めさせる事も難しい、仕事ができるのであれば放置し、できないのであれば徹底的に戦うか放置してしまいましょう。
最終的に仕事もせず、言う事を聞かない人は孤立し働き辛くなるのですから。
まとめ
- 頭を下げてでも動かす
- 甘やかしてもダメ、怒る勇気を持ちましょう。
- 言っても聞かないなら放置
何度も何度も失敗を繰り返して、臨機応変に付き合っていくしか方法はありません。
私のアドバイスを参考にして、頭を下げてお願いしたり、怒ってみたりしてみて下さい。
その時に、頭を下げても動かなかったとか、怒ったらもっとややこしい事になったりする事もあるかもしれません。
そうなったらまた、お願いの仕方や怒り方が間違っていたのかな等々、考えたり人に相談して対策をしていきましょう!
天使おばさんが増えるといいなあ〜。
総合スーパーは時代遅れ? どうするユニー イオン ヨーカ堂
どうも、でにろんです。
最近ファミリーマートと合併したユニー、総合スーパーの赤字拡大を食い止められないイオン、セブンイレブンからお荷物扱いされるヨーカ堂と、総合スーパーの暗いニュースが続いています。
実際、現状はかなり厳しく、世間では総合スーパーは時代遅れとまで言われています。
本日は詳しい数字や細かい経営方針といった難しい解説はぬきにして、何故総合スーパーが時代遅れと言われているのかを、誰でもわかるように教えられたらなと思っています!
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お客さんの求めるモノが多様化
総合スーパーとは、人の暮らしに必要な3大要素(衣料品、住居関連品、食品)を一つのお店で揃える事ができるようにと作られたスーパーです。
でも、最近ではお客様は一つのお店で揃えるのではなく、もっとオシャレなモノ、品質が良いモノ、変わったモノを求め専門店や通販で買うようになってしましました。
例えば、中高生でもブランドにこだわるようになったり、主婦の間でもベッドやキッチン用品はニトリの方が品揃えあるしなと専門店に行ってしまいます。
恐らくあなたも服やベッドを総合スーパーで買わないのではないでしょうか?
モノよりコト消費に変わった
じゃあお客さんのニーズの多様化に合わせて、総合スーパーでも多種多様なモノを売ればいいのでは?と思うかもしれませんが、私は例え総合スーパーで多種多様なモノを売ったとしても厳しいと思っています。
何故なら今日本ではどこで買った、どこのブランドか、話題の商品か?
といった「コト=付加価値」を重視するようになったからです。
私も服にこだわりがあるのでわかりますが、デザインが良いのは大前提として、モデルが愛用しているとか、どのブランドなのかを重視して買っています。
置いておけば売れた時代の終焉
上司は口を揃えて、「昔は売り場に置いておけば飛ぶように売れた」と言います。
20〜30年前まではニトリ、アパレルショップ、電気屋、スーパーの種類が今より多くなく、商店街中心の商売をしていました。
その時代の総合スーパーといえば小売業界の王様で、総合スーパーに行けばなんでも手に入るくらいの感覚だったそうです。今ではひん死状態のダイエーも、小売業界で初めて売上1兆円を達成しましたよね。
総合スーパーの服やインテリアなんでダサいと決めつけている方も大勢いますが、決めつけている方は一度イオンの直営店に立ち寄ってみてください。
オシャレで品質もよく安いです、品質はその辺のアパレルショップに圧勝ですね。良いモノを置いておけば売れる時代は終わってしまいました。
規模の大きさゆえに変われない
規模の大きさゆえに改革への融通がきかないんです、今一番の問題でもあるように総合スーパーの衣料品や住居関連品事業はお荷物そのもの。
とっとと辞めれば良いのにと思いますが、辞めれない理由がしっかりあるんです。
それは、部署を無くした時点で、衣料品や住居関連品に従事している従業員が職をなくします、総合スーパーともあれば何千人規模の従業員のやる気低下や、人余りが起きてしまうんですね
まとめ
お客様のニーズが多様化しコト消費にシフトしている今だからこそ、変化していかなければなりません、多種多様なニーズに対応していくのは消耗戦になってしまうので、ここで買いたいと思わせるような仕掛けづくりをしていくべきでしょう。
そして、今後小売業界を勝ち抜いて行くには変化が必要、厳しい決断をすることになるのは間違いありませんが、勝ち残っていく方法が他にないので仕方ないでしょう。