小売業界で生き残る方法は?店の内部から物申す
どうも、でにろんです。
現在小売業界は非常に厳しい状況です、少子高齢化、人口減少、リアル店舗からオンライン店舗へのシフト、低価格競争、店舗の飽和状態とあげたらキリがないです。
店員として毎日働いている中でも厳しい数字が続いています、価格競争に勝つのか、品質で勝つのか、利便性で勝つのか、頭を悩ませる日々ですね。
今回の記事は、妄想するのもいい加減にしろと言われてしまうような事を書いてしまうかもしれませんが、少しお付き合い下さい。
今後小売業で生き残っていくのはズバリIT化に成功するしか道はないでしょう、では、IT化とは具体的に何なのかを自論全開で解説していきます!
目次
①食品以外はすでにITに負けた
現在衣料品や住居関連品はアマゾンや楽天といったネット通販業界にお客さんが移って行っています、世界各地の商品をスマートフォンで1クリックするだけで手に入る今、リアル店舗の必要性がないのではと感じています。
イオン、イトーヨーカドーのような総合スーパーはお客様の細かいニーズに対応できずに、売上も毎年1割減っているような状況です。
特にネット画面のみで商品の価値がわかる住居関連品は、ネット通販でしか買わないよという方も少しずつ増えていっていますし、数年前までは届いたら実物と違うと有名だった衣料品も、今ではレビューやモデルの試着姿を見て購入ができます。
すでに、ネットでモデルに服を選んでもらう事業も増え始めており、今後VRで試着をしたりできる日も近いです。
私が働く食品スーパーは単価の低さ、生鮮品の取り扱いの厳しさもあってIT化が進まないカテゴリーではありましたが、少しずつネットスーパーも増え始め、朝に注文すれば、お昼ご飯に間に合うまでになっています。
②さよならリアル店舗
もう薄々気づいた方もいるかと思いますが、リアル店舗の必要性がなくなってきています、勿論リアル店舗ならでわの楽しみがある事は重々承知の上で話を進めていきます。
商品にもよりますが、モノは欲しいけど買いに行くのが面倒臭いという方、買いに行くのが楽しいという方の二通りがありますが、前者が増えていっています、統計をとっている訳ではないので言い切れませんが、消費の柱である女性の社会進出によって、時間がない主婦が増えてきています。
私のお店でも、ご来店したら欲しいものをカゴに投げ込み、急いで帰られる方が非常に多いです、つまり、時間をかけたくない方が増えていっているという事、買いに行く事が楽しいお客さんがいる以上なくなりはしませんが、オンライン店舗にお客さんは流れていくでしょう。
③ドローンで食材を届ける日も近い
食品以外のモノは完全にオンライン店舗に奪われていきます、残されたのは食品部門、ネックなのが単価と人件費、生鮮品の不安だがこれもいずれ解消されるだろう。
ここからは妄想全開だが、スマートフォンに向かって「今日はすきやき 安さ重視」とでも言えば、AIが勝手に最安値の具材を集めてドローンで宅配をしてくれ、家に帰ったら家庭ロボットができたてのすき焼きを準備してまっているような時代になるのではないだろうか。
極端に言えば、1クリックで世界の料理がご家庭で食べれる日が来るかもしれない。
まとめ
収拾がつかなくなりそうなのでここで終わりにしますが、現在求められているのは時間の短縮だ、利便性を追求したコンビニが業界で独り勝ちしているのが物語っている。
10年前は食品はおろか、衣料品や住居関連品をネットで買うのは怖いという時代だったことを考えれば、何があるかわかりません。
生き残りのカギはとにかくIT化!