でにろんの食品スーパー日記

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大卒で食品スーパー店員やってます。

1月11日は鏡開き 店員が伝えたい事

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どうもでにろんです。


明日1月11日は、鏡開きと言って、年末に神様にまつっていた鏡餅を開き、食べる行事です。


お店でも、ぜんざい、小豆、きな粉と一緒に陳列し、お客さんに食べ方提案をします。


でも、最近では、鏡開き自体知らない人が多くいるんですね、鏡餅の売り上げが年々下がっているのも、それを物語っています。


店員としても、この風習を風化させたくない!鏡餅は食べ続けてくれ!と願うばかりです。

早速鏡開きについて見ていきましょう。


鏡開きってなんなの?


江戸時代から始まった風習で、1月11日に無病息災(病気をせず、災いをとどめる事)を願って、仏様にまつっていた鏡餅を、開いて食べる風習です。


まつった鏡餅は神の力が宿ると信じられ、非常に縁起の良いものとされています。


食べ方も、雑煮や汁粉で食べるのが一般的、お客さんの中には、「焼き餅にして良いですか」と尋ねられる方が多いですが、神の力を焼き払っては行けませんよね。


今では鏡餅の中に、小包装でお餅が入っているので良いんですが、昔は、カビた鏡餅を削って食べていたそうです。


鏡餅は飾って良し、食べて良しの非常に縁起の良い物なので、皆様、是非買ってくださいね。


お店と鏡餅のお話


鏡餅について説明されているサイトはたくさんあるので、ここではお店から見た鏡餅についてお話しします。


結論から言ってしまうと。

売り上げと利益が共に取れる、最高の商品です、しかし、残ると大損害の勝負品です。


お値段はピンキリですが、高いものは4000円くらいしますよね、冷静に考えて、高いと思った事ありませんか?私もそう思います。


利益率の詳しい数字は乗せませんが、平均の2倍くらいあります。


鏡餅の何がいいかって、他と被らない商品=生活必需品ではないので、通常の買い物にプラスαでのる商品なんですよね。


鏡開き文化を守ろう


先程も書いた通り、年々鏡餅が売れなくなっています。客数を考慮して計算した所、毎年95%ずつ売り上げが落ちています。


若者の鏡餅離れが大きな原因で、お客さんの中には見向きもしない方も多かったです。


皆様のご家庭では、鏡餅を飾っていましたか?鏡開きを行いますか?


是非今年から始めて下さいね。


〜まとめ〜

・鏡開きは無病息災を願って、神にまつっていた鏡餅を開いて食べる行事。

・お店としても、非常に力を入れている商品、売れるとお店も潤う。

・年々鏡餅&鏡開き文化がすたれていってる。